株式会社菅製作所 代表取締役社長インタビュー  ~顧客の独創性に立脚し、新しい価値を協働で創造する~

株式会社菅製作所
代表取締役社長 菅 育正

一緒に北海道から世界へ価値を提供していきませんか


真空技術、高温技術をコアテクノロジーとし、デバイス開発、材料開発等の研究開発の現場に役に立てる研究開発支援機器や、動力伝達のエキスパートとして補機類駆動用のクラッチシステムを中心とした漁労機等の船舶用機器を、総合的に提供する株式会社菅製作所。1946年に漁船用機器の修理業で創業。1993年より、会社の更なる発展・向上を目指し、真空装置・真空機器の製造を開始。2000年には自社製スパッタ装置の販売を開始し、大学や研究機関を中心に活動の幅を拡げてきた歴史のある菅製作所 代表取締役社長 菅育正さんに「業界について」「AGUSについて」「人材について」インタビュー致しました。

業界について

―「最近の業界の懸案事項・課題」について予測してください

近年、色々な問題や規制から、実験機器を手作りするお客様が減っています。
一部のお客様はそうではないため、二極化しているのかもしれません。
実験とは最適組み合わせの「探索」行為ですが、成果のスピードアップや人材不足から、現場では苦労している様子が伺えます。

―「業界の最新動向・将来」について、社長の認識・対策は?

要素として
・研究開発に対する成果のスピード化
・安全意識の高まり
・ワークライフバランスの変化
があると考えています。
当社は「協創」を経営理念として活動しています。
お客様とともに創造していくことを活動の基準としているので、研究開発・実験を創意工夫する手助けをし、共に現状を打破して行きたいです。
新たなツールとして芽生えつつあるAIを、お客様と我々が利用できる提案を早期にできるように調査・開発を進めて行こうと思っています。

―業界へAGUSが貢献できることは?

「協創」することで、研究開発・実験を創意工夫する「ひとづくり」の一助ができると考えています。

―他社とAGUSの決定的な違いは?

「協創」には『顧客の独創性に立脚し、新しい価値を協働で創造する』という意味が込められています。
取引先ではなくパートナーとなれる会社です。

AGUSについて

―なぜAGUSなのですか?ネーミングの由来は?

SUGAのこれまでの歴史をひっくり返すような、魅力ある会社へ変わることを意味し、SUGAをひっくり返しAGUSとしました。

―AGUSが目指すブランドイメージは?

ものづくりの技術力を強みとして、顧客要望を具現化できるブランド。
「AGUSに相談すると問題解決するよね」

―AGUSという名に込めた思い

近い将来、会社名をAGUSに変更します。個人名由来の会社名を変更し、血族系ではない経営者で継続できる会社にして行きたいです。

―菅社長の将来の夢は?

年齢、性別、国籍、宗教等々、様々な個々の特徴が異なっていても、お客様のために同じ理念で働ける職場にしたいです。

人材について

―社員に対して求める基本的価値は?

働くということが、知恵を蓄えお客様の問題解決(悩み解決)をすること、と理解できることが必要です。

―社員に持ってほしい目標は?

どんなことでも良いです。
仕事の目標と個人の目標を持てれば良いと考えます。

―社員に読んでほしい本は?

どんな本でも良いです。本に限定する必要はありません。
新入社員研修では下記を伝えています。
頭の栄養に 本を読みなさい
目の栄養に 美しいものを見なさい
心の栄養に 感動する体験をしなさい
大人になるために 色々な人と話をしなさい

―会社で気づいた、社員の良いエピソードを教えてください

清掃の時間に自身の考えで歩道と車道の間の雑草等を除去している社員がいます。
このおかげで、当社は精密機械製造にふさわしい外観、雰囲気を保っています。
これは一例ですが、一人一人の考え、行動で当社が成り立っていることを表しています。

―最後に、AGUSへの入社を考えている方へ一言

最先端技術の世界中のお客様の、悩み解決をしています。
一緒に、北海道から世界へ価値を提供して行きませんか。

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この記事を書いた人

株式会社菅製作所

北海道北斗市で、スパッタ装置やALD装置等の成膜装置や光放出電子顕微鏡などの真空装置、放電プラズマ焼結(SPS)による材料合成装置、漁船向け船舶用機器を製造・販売しています。
また、汎用マイコン・汎用メモリへの書込みサービスも行っています。

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