知ってるようで知らない?真空ならではの特徴4つ

魔法瓶にインスタントラーメンなど、私たちの生活に欠かせない「真空」。

「真空」は、空気が薄く空気中に漂う分子がいない状態のことをいいますが、その「真空」の特徴についてわかりやすく解説します。

 

1.酸化しにくい

 空気中にただよう酸素分子が少ないため、酸化しにくくなります。

 空気を漂う細菌も少なくなります。

ベーコンやハムなど真空パックなどは、酸化しにくい特徴を活かし、鮮度を長期間保つことができます。

 金属ならさびにくくなります。

 

2.熱がさめにくい

 熱は暖かい物から冷たい物へ伝わる性質があります。

 真空だと、その熱を伝える分子がすくないため、熱が奪われにくくなります。

 魔法瓶は真空のこの特徴をいかしています。

真空と魔法瓶の仕組みについて詳しく知りたい方はこちら

 

3.沸点が下がる

 空気中に漂う分子の重さを気圧といいますが、真空は空気中に漂う分子が少ないため気圧も低くなります。

気圧が低いと、沸点が下がります。

沸点とは、液体が気体になる時の温度のことを言います。例えば水(液体)がお湯になり、湯気(気体)が出始める温度のことです。

真空では沸点が氷点かになることもあり、この特徴はインスタントラーメンなどにフリーズドライとして活用されています。

真空とインスタントラーメンの仕組みについて詳しく知りたい方はこちら

 

 

4.音が聞こえない

 音は空気が揺れる(空気中の分子が移動)することで伝わります。

 オーケストラ会場などで、薄いパンフレット等の紙を両手に持って演奏を聴くと、空気が振動していることを実感できます。

真空中は、空気中の分子が少ないため音が伝わりにくくなります。

アニメ等では宇宙で爆音を轟かせるシーンがありますが、実際には聞こえません。

 

 

真空は、空気中の分子が少なくなることより、これらの特徴があります。

菅製作所では、真空の特徴を活かしたスパッタ装置など各種取り扱っています。

真空装置について詳しくお知りになりたい方はこちらへ