船のアクセルとブレーキはどうやっているの?わかりやすく解説!

前回は、どこで操縦しているの?を解説しました。

今回は、船のアクセルとブレーキはどうやっているの?を解説していきます!

 

船のアクセルってどうなっているの?

 

みなさんご存じだと思いますが、船にはプロペラがついており、エンジンを動かしプロペラが回転することで前進したり後進したりします。

 

船にとってのアクセルとは、プロペラが回転して前に進むこと!!

 

では、船にとってのブレーキは?

車のブレーキは、ブレーキペダルを踏んで道路と接しているタイヤの摩擦で停まります。

 

船にとってのブレーキは、プロペラが前に進む回転方向と逆に回転すること!!


つまり、後ろ向きに進む(後進)と同じです。

ですので、船が完全に停止した後そのままプロペラを回しつづけると後ろに進みます。

水に浮かんでいる船は、船のエンジンを停めて自然に止まるのを待つか、後進する力を加えて停まるしかありません。

 

車の場合、40kmの車が停止する距離は22m。

船は全速で走った状態から全速で後進をかけて、船体長さの15倍以内で停まるように設計されています。(船舶法で決まっている。)

船体の長さが、200mの場合は3㎞以内に停止することになります。

※この停止距離は、潮流や風など自然環境関係なく停止しないといけない距離になります。

 

 

船の全速って時速何km?

 

船のスピードは、「ノット(kt)」で表します。

ノットの定義は、「1時間に1海里(1852m)進む速さ」わかりにくいので時速に換算すると・・・。

 

1ノット=時速1.9km。

 

船それぞれで出せるスピードが異なりますが、船体長さ200m自動車運搬で最高速度24ノット出る船だと、24ノット×時速1.9km=時速45.6kmになります。

 

プロペラの回転って?

 

扇風機や換気扇と同じ!

 

扇風機のボタンを押すとプロペラが回転し風が自分に向かって出てきます。

風が出てくる回転方向と逆回転にプロペラが回ると自分に向かって出てくる方向と逆に風が出ます。

船のプロペラの場合は、時計回りで前進。逆時計回りで後進です。

周りをよく見てみるといろんな所にプロペラを使っています。

室外機、扇風機、換気扇、パソコンのファン、等・・・。

大きさは違うかもしれませんが、原理は一緒なんです!!

ぜひ身近にあるプロペラを探してみてください。

 

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